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​お客様の声

​運送業の事例

2020/11/4掲載
顔をかざすだけになり、勤怠打刻に行列ができることもなくなりました。

今回は、運送業の事例として、大野 氏、渡邊 氏にインタビューさせていただいた内容をご紹介します。
※お客様のご希望で、社名、フルネームの掲載を控えています。

システム導入のきっかけを教えてください。
以前はWindows XPの勤怠打刻専用パソコンにて、個人コードを入力して検索後に出退勤打刻をしていましたが、打刻に時間がかかり行列ができるという問題や、セキュリティの関係もあり、手軽に打刻できるものを探していました。

 


他社システムは、どのようなものを検討されましたか?
ICカードタイプ、指紋(静脈)タイプ、他社の顔認証も検討しました。免許証で打刻するものもありましたが、打刻時に暗証番号を入力する必要があり、非接触である顔認証を選びました。ICカードにしなかった理由は、カードリーダーの設置が大変であることや、ICカードを家に忘れてしまう可能性があるため、何も持たなくてよいものが良いなと。顏は忘れましたということがないので選びました。他社の顔認証は、顔認証専用機器のものがありました。ネットワークがVPN環境でないと使えなかったり、サーバーの管理が必要だったり、壊れたら終わりだなということで、Taskal Time-CardはクラウドサービスでWi-FiやSIMで使えるため、そういった問題がないと思い選びました。

顔認証を選んだ理由は?

導入前は個人コードを英数字で4~5桁入力して検索後、出社退社ボタンを押していましたが、慣れていない人がいると後者の列が発生しており、手軽に勤怠打刻できるようなものを検討していました。ICカードタイプは、一般的に使用されている会社が多いと思いますが、ICカードを家に忘れてしまう可能性があり除外しました。指紋(静脈)タイプでは、指に油汚れがついていたり、センサーが汚れたりすると感度が悪くなる為、除外しました。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点で、いろんなところを押すというのが問題だと思い非接触である顔認証を選びました。


Taskal Time-Cardを選んだ決め手は何でしたか?
検討条件として、認証は1秒以内で、カスタマイズができ、打刻機は調達が容易でどこでも設置できるもの、といった条件にマッチしたことが前提にあり、その上で料金もリーズナブルで顔認証スピードも速く、誤認識も少なかったことが決め手になりました。


導入はスムーズにできましたか?

拠点が多く約60台のiPadが必要だったため、新品のiPadをひとつひとつ初期設定するのが大変でした。また、設置するためのスタンド等が、コロナの影響で在庫がなかったりして、同じものが揃いませんでした。
現場は導入に混乱はありませんでした。顔のデータが残るのが嫌だという人が出てくるかとも思いましたがそういった声もなく、比較的スムーズにできたと思います。以前と比べてラクになるから受け入れやすかったのではないでしょうか。

 


ご利用されて改善されたところは?

個人コードを入力する手間がなくなり顔をかざすだけになった為、勤怠打刻に行列ができることもなくなりました。また、以前はWindows XPの勤怠打刻専用パソコンが有線でつながっていた為、設置場所が限られていましたが、iPadはどこでも置けて設置場所がここじゃないといけない、というのがなくなり自由になりました。


使ってみた感想を教えてください。
2020年3月から導入を行いましたが、ちょうど新型コロナが流行したタイミングであったため、いままで4~5文字の個人コードをキーボードに入力していたのが、出社・退社ボタンを押すだけになり、感染予防対策にも繋がっていると思います。


今後期待すること、改善してほしいところを教えてください。

体温測定ができるようなオプションを用意してほしいです。今サーモカメラなどいろいろ試されているとのことで、参考程度でも体温測定ができると良いですね。あとは、写真で通らないように改善してほしいことと、顔写真を間違えて登録してしまった場合に、今は社員マスタごと削除する必要がある為、社員マスタで写真だけ削除ができると良いです。出勤と退勤の時間帯が人によって異なるため、自動打刻の設定はせずに利用しています。ジェスチャーや音声で打刻できるようになると更に良いですね。  

ーありがとうございました。

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