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​お客様の声

​株式会社でり坊

2021/6/17掲載
顔認証の部分だけが切り出されているシステムは他ではなかったですね。

今回は、株式会社でり坊 落合 正隆 氏にお話しを伺いました。

他社のシステムは、どのようなものを検討されましたか?
でり坊の顧問社労士である松岡さんの社労士のグループの中でも、(他社サービス名)  を使っている方が結構いるので、当初はそれを念頭に置いていました。いろんな使い勝手を考えると、認証の方法が色々あって、設備にお金がかかる。指紋認証の場合だと、当然読み取りの機械が必要で、それを繋げるパソコンも必ず必要になったりで、まあICカードも同じですよね。  

Taskal Time-Card に決めたポイント

Taskal Time-Card の場合は、iPadで使えて、そんなに従業員が多いわけではないのでiPadそのものを常時顔認証用に立ち上げっぱなしにして専用にするという形ではなく、他の目的にも使いながら出退勤、休憩入り戻りの時だけをそれで使うという汎用性があるので、それが1つのポイントでした。特にでり坊の場合は、最近飲食店で増えているクラウド型のPOSを入れていて、これが圧倒的にiOS上で動くものが多いです。ホールの受注を受ける従業員がハンディと呼ばれる通常iPhoneを使って受注を受けて、それを飛ばしてレジはiPadだったりAndroidベースの専用機だったり大体タブレットベースでレジも組み立てられているんです。なので、元々iPadと相性が良かったというのがあって。

 

店舗にもよりますが、クラウドのレジを入れているところはハンディがiPhoneだと字がちょっと小さいんですね。年配の従業員もいるので見にくかったりしますが iPadはiPhoneに比べると画面が大きいので受注用の画面も大きくなって見やすくなるんです。なので今は一部の店舗では顔認証で使いながら例えば実際に営業している時はそれをハンディの受注の入力の端末とかにも併用して使っていて非常に汎用性が高くて効率がいいです。

 

あとはやっぱり価格ですね。顔認証を1人税込ですと月110円ですか。とにかくこういう認証のシステムを入れたいんだけど 色々探して検討してくれとオーナーに頼まれて色々検索をしたところ大体トップに上がってくるのは(他社サービス名)でした。オーナーはやはり顔認証入れたいというのが大前提にあって顔認証中心で色々探して当然(他社サービス名)も顔認証できますが、ソフトを別途買わなきゃいけない。ただ結構このソフトが高いんですね。御社の場合は、全部このソフトも込みで月110円という価格は非常に魅力的だったのと弊社もずっとやっていますけど 全然問題なくて、割と年配の従業員もいますが自然に打刻してくれているので、特に何もなく。その辺が一番でり坊で採用したポイントではありますね。

オーナーがこの金額だったらいいよどんどん入れてくれてと言ってくれて。クラウドベースのPOSのシステムも基本的には月額のサブスクリプションなんですね。それとの金額の比較みたいなものもあって、1人月額110円(税込み)っていうのはかなりインパクトがあってこの金額だったらもう十分。iPadも追加でいくつかの店舗は購入しましたが、常時立ち上げっぱなしではないので、1番スペックの低いいわゆるローレベルのiPadで全然普通に機能をするので、この金額だったらもう充分、ROIはもう何の問題もなく取れるということが非常に評価をしてくれて採用の了解をもらいました。

 

元々私が調べた範囲ですと御社のように顔認証の部分だけ切り出されているものって他ではなかったですね。 ご存知だと思いますけども、(他社サービス名)にしても ベースが管理システムじゃないですか。勤怠管理をクラウド上でやりましょうというのは元々のコンセプトにあって、そのための打刻認証に関しては、いろんなバリエーション、いろんなインプットデバイスが使えますよっという仕組みになっていますよね。元々でり坊でオーナーに言われたのは 管理のシステムがほしいわけじゃなくて顔認証で打刻がしたいというのが最初にあったので打刻した後については、従来はタイムカードを押して それを事務の担当者が紙のタイムカードから Excelに全部転記をしていました。顔認証でデータが自動的にクラウドに上がるというところがとにかく1番やりたかったことなので、そうすると管理のシステムが先なのか、顔認証が先なのかということになると、御社以外は基本的に管理ありき。管理システムがあって そのインプットの1つとして顔認証もできますよというもので。御社の場合は、私が調べた限りではどちらかと言うと顔認証ありきで管理のシステムも当然あったほうがいいのでけどちゃんと切り離されている。 別建てで使えるようになっている。だから、セットじゃなくても顔認証だけ切り出して使えるというところが、やっぱりオーナーのやりたかったことに1番マッチしていたんじゃないかな。コストもさることながら。

実はでり坊の仕事を手伝う以前は、40年近くずっとIT業界で仕事をしていて、システムに関しての色んな見通しはきく方だと思っていて、その中で見ていくと非常に私的には使いやすいですね。必要なデータは全部クラウドに上がってますから、あとはCSVでそれを落としてどう料理するかだけで。基本的には、出勤と休憩入りと休憩戻りと退勤の時間をとってきて それを引き算して勤務時間を出せばいいだけじゃないですか。あとは残業の考え方とか各社によって違いがありますが、そこはいくらでも調整できる世界ですし。例えば今、松岡さんのところでやっているのだと、でり坊の場合だとまずシフト表があったんですね。飲食店なので、従業員自体いろんなシフトで仕事をしていて、そのシフト表に基づいて、じゃあちゃんと出退勤をされてるかっていうようなかたちで見るものだったので管理のシステムがなくても全然問題がないというか打刻して時間さえとれればいいという世界なんですよね。人数もそんなに多くないですし、私もずっと過去の経験の中で、Excelのマクロを使ったいろんな自動化の仕組みは、過去に作ったこともあったので実際にやってみてそこそこ工数はかかりましたが、うまくできましたので。

 

後は これは松岡さんもおっしゃられていましたが、(他社サービス名)のような形のシステムだと 色々な設定でいろんなバリエーションに対応ができるように作り込まれてはいるものの 細かいカスタマイズは基本的にできなくて。そういう細かい調整ができない、カスタマイズできないっていうところが、逆にここは元々私がでり坊で作りこんだ(マクロ)があるのでそれをちょっと修正したり、カスタマイズしたり調整したりすることで少しずつ違うクライアントの勤怠の管理状況に合わせることができます。

特に松岡さんのクライアントには、小さいところが多いので彼が言ってたのは、厳密に言うと、法規に則っていない勤怠管理をしてるクライアントって結構多くて そういうのを指導するのも彼の仕事ですが いきなり変えられないっていうところがあって、彼が言っていたのは(他社サービス名)の管理システムってよくできてるんで基本的に法規に全て合致した形で管理ができるようになっているが 元々、法規にうまくのっとっていない管理がされていたところをいきなりそこに乗せ換えるというのは中々ハードルが高い。そこは徐々に、なるべく今のやり方に近い形でのっけておいて、徐々に本来あるべき姿に変えていくことを考えると きっちり作りこまれていても そこが全然動かせない、会社がそこに合わせて行かなきゃいけないというところは、ちょっとやりづらいとおっしゃっていましたね。逆にそういう微調整ができて、徐々に変えることができる だから今の状況になるべく近い形で始めて、段々と本来あるべき姿に変えていく、指導していくっていう部分では、やっぱりこういう小回りの利くものの方が良かったという風にはおっしゃっていましたね。 


導入はスムーズにできましたか?

そうですね。とりあえずやってみなきゃわかんない部分もあったので、 従業員数の1番少ない店舗でたまたまその店舗自体はオーナーも含めてなんですが事務所の2階で同じビルの中なので何かあってもすぐに対応できるということもあってそこで、3人か4人ぐらいではじめました。確か去年の10月ぐらいから使わせてもらってると思いますが、1、2ヶ月いろいろトライアルして。基本的にはiPadがあってそのiPadに顔認証用のソフトをApp Store からダウンロードしてきて、あとはそのアカウントの中に従業員のマスタを登録して。 iPad上で顔を登録して紐づけるということをすれば良いわけですが、それ自体はやってみたら非常にスムーズにできましたので障害になるようなことは無かったですね。 


ご利用されて改善されたところは?

とにかく確実に従業員の時間管理ができるようになったということと、 あとはやっぱり集計の工数ですね。今までは全部紙で上がってきたものをExcelにいれるところからはじまるわけですよ。 そこで当然、入れるという工数がかかる。 加えて、人間がやるので入力ミスが必ずそこで発生するわけですよ。元々私が来る以前に作られた集計の関数が組み込んであるシートがあって、そのシートにタイムカードの方から時間を目で見て手で入れるということをしていて。そうするとやっぱり入力ミスがあるんですね。ちょっとした関数がうまく動かなかったりとか。そういうことがあって、当然担当者はよくわからないので、僕のところに聞きに来るわけなんですね。実際調べてみると、単純な入力ミスで入れるべきところに入れていなかったりとかそういうところで結構手戻りがあったりしました。

 

これはオーナーにもはっきり言われましたが集計をやっていた担当者の項数はおかげさまで激減しました。ですから他の仕事をやってもらえるようになったとオーナーが言ってましたね。たぶん今までだと月末に紙のタイムカードが集まってきて入力して集計が終わるまで1週間くらいはかかっていたんじゃないかと思います。それが1日、2日でできるようになりました。集計自体はマクロ上でCSVダウンロードして、僕が作ったマクロが設定してあるシートにCSVを貼り付けてあとはマクロが組み込んであるボタンを押せば勝手にデータ拾ってきてくれるので本当にありがたいというか、うまくいきましたおかげで。

 

特に今のところ何か困ったこととか、トラブルとかはないです。前に2重でデータが上がっちゃうことありましたよね。 それもすぐに対応していただけたので、すごく助かりました。サポートはやっぱり非常に重要だと僕は思っていて 元々この業界にいた人間なので、お客様からみるとサポートって非常に大切なところじゃないですか。そこはしっかり対応していただけたのでそういう意味ではあの時も今のところ不満はないですよ。  


使ってみた感想、社員さんの様子などを教えてください。
最近はもうルーティンというか来たら顔で押すみたいな感じで私の目の届く範囲にいる従業員てそんなにたくさんはいないんですけど たまに見てると本当に、もうごく自然に馴染んでますね。 


今後期待すること、改善してほしいところを教えてください。

たぶん計画でもあると思いますが、こういう状況があるので、今従業員て出社してくると、非接触型の体温計で自分の体温を測って紙に書き込んでいて、その辺は顔認証の中でなんかできたりするといいなみたいな話はあります。

 

iPhone、iPadを使って打刻をするのでGPSを使った地理情報というのは一緒に上がってるじゃないですか。緯度経度という形であがってて、元の生データで見ると、緯度があって経度があってあとGoogleマップへのリンクが一応あるっていう形になっていると思いますが、当然でり坊はこれでほぼ先ほど申しましたように今月から全従業員がタイムカード押さない体制になりましたのでこれで一応でり坊は1段落になると思うんですが、松岡さんと話してる中でクライアントの中にはいわゆる運送会社というのがあって、そうするとその出退勤を当然管理はしますが、同じ場所じゃないわけですね。 例えばトラックだとそのトラックを、例えば駐車場まで取りにいっていつも同じ場所で今から仕事に入るっていうのが特定できないわけですよ。 そうすると結局 ちゃんと然るべき場所で打刻をしたのかどうかということに関しては原理的には今位置情報が当然データとしてあがっているので、それを使って特定することはできますよね。っていう話を松岡さんとしてはいるもののじゃ具体的にそれをどうやってデータとして見せていくかっていうところがちょっとまだ今のデータだと緯度経度プラスGoogleマップのリンク情報ですから地図上でポコッとでてくるだけじゃないですか。これで場所をどうやって特定したらいいか場所名みたいなものが、そのエリアでどこっていう風に特定して最終的にはデータとしてあげてかないとなので、そこをどう紐づけるかっていうのを先々の話としてそういうお客さんにも勧めたいと。課題になってるんですよそういうお客さんが勤怠管理をどうするかタイムカードを押せないわけじゃないですか。タイムカード押せないから、こういうシステムってうってつけなんですが、ちゃんと一定のルールがあって、ここから仕事が始まるってことに関してはルールがあるわけですね。だからそのルール通りにいわゆる勤務開始っていうことに関しての登録をしているかどうかということを検証しなくちゃいけないのですが、検証するのにとにかく位置情報は使えるよね?でもじゃあそれ、具体的にどうやって 管理データとして取り込んでいったらいいのかっていうところが 今後の課題だねという話は松岡さんとしていて そこのところが今まだGoogleマップの位置情報だけだと管理データとしてはそのまま使えないだろうなというところで なんかそこを上手く出来ないかみたいな話は松岡さんとしてるんです。住所データで十分特定できると思うんです。同じ住所っていうのは、例えば厳密に言ったらあるエリアになるわけじゃないですか。例えば、今実際に 打刻したデータを見ていると大雑把には同じなんですけど、例えば緯度、経度の情報にしたっておしりの方に行けば当然細かく違うわけじゃないですか  実際問題、人間も動くし、GPSの精度の問題もありますから常にその同じ緯度情報経度情報のところで打刻されているとは限らないわけですよね。でもそこからある程度住所って絞り込めるじゃないですか。だから住所まで絞り込めればそれがデータとしてもしあがってくるんであれば 多分それは使えると思っている。ここまでやれればそのまま使えるかな って思っています。厳密には住所データに変換することはできるはずなので、それがもしできて、データとして上がってきたらすごく適用範囲が広がると思います。あとから管理情報としてそれを取れるので検証しようと思ったらこの住所はどこなんだっていうのが調べればすぐにわかる。そうすると、確かにあの所定の場所で、勤務を開始しているなってことが検証できるので。結局何のためにそういうデータが必要かって言えば検証の為なんですよね。いちいちそれをチェックするっていう目的ではなくて何かあった時に検証するために必要なので。例えばちゃんと不正じゃなく、出勤に関しての登録をしてるんだなってことがあとから検証出来ればいいわけなんですよね。そのためには今の緯度経度だと若干使いにくいしGoogleマップで見てもわからないので、住所情報まで落とし込めていれば、後からそれで検証できますからね。

ーありがとうございました。

お客さまプロフィール

社名:株式会社でり坊

​住所:東京都港区虎ノ門5-2-8加賀ビル4階

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